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自殺者数6年連続減少 ただし自殺者の占める割合が若年層に偏っているのです どうしたら自殺者は減るのでしょう? [くらし]

日本の年間自殺者数が、6年連続減少となり、昨年の2万5218人を大きく下回り、2万3971人となった。


1998年以降、14年連続で3万人を超えていましたが、2012年より3万人を割り、
2015年には、2万5000人をも割り込みました。


これは、1997年以来約18年振りの数字となります。




だがしかし、死因原因1位が自殺というのは、先進国では日本のみで、アメリカやドイツ、フランスなどでは、死因の第1位は事故によるもので、自殺による死因の数はそれの半分、もしくは3分の1となる。


逆に、日本の自殺による死因は、事故による死因に比べおよそ3倍!
しかも若年層によるものの比率がものすごく高くなっております。



原因は一概には言えませんが、1つはストレス社会によるもの、また働き盛りの第二世代(30~40代)も多いことから、年収(収入)の低さからといえるようです。働いても働いても、自由に使うお金がなく、ストレスの発散にもならないのでしょう。


また、欧米諸国に比べ、心のケア、カウンセリングが充実していないというのが大きな要因と言えます。



欧米諸国では、学校にカウンセラーが常駐しており、心のケアをとても大事にしております。

現在日本の学校でも、カウンセラーを配置する動きにはなっておりますが、週に1回外部から来校するというのが主流で、まだまだ常駐というのは難しいところではあります。



ただし、この自殺者数の話なのですが、




遺書が確認されたものに関してのみ、自殺者とカウントされており、遺書等のない不審な死因(飛び降りたであろう状況ではあるが遺書が無い)などは、自殺とはカウントされず、不審死と判断されます。



そうした死因の方が、年間18万人はいるということなので、2万5000人を切ったと喜んではいられない状況です。



18万人全員がそうだとは言えませんが、もしかしたらそのうちの10万人は、死因が自殺なのかもしれません。


自殺に走る方々は、いろんな悩みを持っており、それを誰にも吐き出せない、吐き出す相手がいない、
ニートのような孤立社会にいる人たちなど千差万別ではありますが、周りの人が今よりほんのちょっとだけでも気遣いができれば、劇的にこの数は減らせるのかもしれません。



声をかけることで、悩みを相談しやすい状況にしてあげるだけで、何かが変わるかもしれません。




このままいくと、日本の人口は2050年には1億人を切り、2100年には7000万人を切るといわれております。





未来の子供たちが困らない様な社会を作ってあげるのが、今の大人のやるべきことではないでしょう?



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